top of page

「設計」を通じて、新しい建築の価値を生み出す

本研究室では、「設計」を単なる造形や意匠の操作ではなく、企画・設計・施工・運用へと連続する建築生産プロセスの一部としてとらえ、そのあり方を理論と実践の両面から探究しています。現代における「設計」には、円滑なコミュニケーションと情報共有が不可欠です。加えて、BIM や環境シミュレーション、VR/MR など、急速に進化するデジタル技術は、設計の手法や思考プロセスに大きな変化をもたらしています。本研究室では、これらの技術を活用した環境解析や空間評価に関する研究に加え、設計意図と実現建築の比較分析、構工法や建材のアップサイクルに関する調査、設計分業や協業体制の分析など、建築の実現に関わる多面的な課題に取り組んでいます。研究テーマは多岐にわたり、学生一人ひとりの関心を起点に、対象の特性を的確に捉え、論理的に構築・表現する力を育てます。留学生の受け入れにも積極的に対応しており、国際的な視点で建築を考える機会も大切にしています。

bottom of page